グーグルが導く結論…「指示待ち部下」を変える育て方――ポテンシャルを引き出し"組織に依存しない"人材をどう作るか

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世界の一流は「部下」に何を教えているのか
部下の成長を促すためには、上司による「キャリア支援」が不可欠です(写真:trickster*/PIXTA)
日本企業の上司にとって、部下の育成は一筋縄ではいかない難易度の高い仕事となっています。特に、自発的に動こうとしない「指示待ち部下」の存在は、多くの上司を悩ませる要因です。
一方で、欧米企業ではこのような主体性のない部下はほとんど存在しません。この決定的な差は、日本と世界では部下に教えるべき教育内容が、根本から異なっていることに起因しています。
グーグルで人材育成統括部長を務めたピョートル・フェリクス・グジバチ氏の新刊『世界の一流は「部下」に何を教えているのか』の内容をもとに、日本と世界の部下教育における相違点を3回にわたってひもといていきます。

グーグルが分析「優秀な上司の特性」

あなたは、どんな上司が「優秀」だと考えていますか?

「部下の話をよく聞く」とか、「部下対応が公平で、発言に一貫性がある」など、職種や立場、自分の置かれている状況によって、さまざまな見方があると思いますが、人材開発の視点で見ると、グーグルの分析は注目に値すると考えています。

グーグルの社内調査プロジェクト「プロジェクト・オキシジェン」によって、優秀な上司に共通する「10の特性」が明らかにされています。

【特性①】よいコーチである
【特性②】チームを勢いづけて、マイクロマネジメントはしない
【特性③】チームのメンバーが健康に過ごすこと、成果を上げることに強い関心を持っている
【特性④】生産的で結果主義である
【特性⑤】チーム内のよき聞き手であり、メンバーと活発にコミュニケーションしている
【特性⑥】チームのメンバーのキャリア形成を手助けしている
【特性⑦】チームのためのはっきりとしたビジョンや戦略を持っている
【特性⑧】チームのメンバーにアドバイスできる専門的技術・知識を持っている
【特性⑨】グーグルの中で縦割りを越えたコラボレーションをしている
【特性⑩】強い意思決定ができる
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