独身女性のマンション購入は「49歳がリミット」?司法書士が48歳で手厚い団信特約を"駆け込み確保"した深い理由
普通の生命保険は年齢が上がるほど保険料も高くなりますが、団信の特約は金利に一定の上乗せをする形なので、年齢によって保険料が上がるわけではありません。これはありがたいですよね」
物件選びの基準は「売りやすいか」
川本さんが希望した条件は、以下のようなものだった。
・駅から徒歩5〜10分以内
・職場から1時間以内
・30㎡以上、1LDK
・浴室乾燥機つき
・室内に柱や梁がないアウトポール設計
・24時間ゴミ出しOK
・中古なら築20年以内
・駅への道の治安がよく、商店街が充実していること
基準は「売りやすいか」。転職や引っ越しが多い人生だっただけに、いつ状況が変わってもいいよう、売却を前提に物件を探した。
駅から徒歩5〜10分以内にしたのは、自分自身もその条件で検索をかけたから。駅から物件までの時間は、不動産の表示に関する公正競争規約(表示規約)で規定されている。表示ルール上は「5分なら400メートルまで、10分なら800メートルまで」。801メートルになると11分として扱われ、「5分から10分」の検索にヒットしなくなる。
また室内に柱や梁があると、家具の配置が難しいだけでなく圧迫感もあるため、アウトポール設計にもこだわった。駅からの治安と商店街の充実度は、安全面においても生活面においても譲れない条件だ。
上記条件で半年ほどネット検索を続けたが、実際に見学したのは2軒のみだったという。
「午前中に新築を見て、午後に中古を見て、すぐに新築に決めました。中古も築4年くらいでしたが、部屋が狭いうえに、商店街がイマイチで……」
新築は購入した瞬間に値下がりするからやめておけ、という声もあるが、川本さんによると、どちらが得とも一概には言えないらしい。
中古物件の場合、不動産事業者が仲介者として家主との間に入る。その手数料は宅地建物取引業法によって定められており、仮に4000万円のマンションなら、消費税込みで最大138万6000円を支払わなければならないのだ。
「私が見た物件はどちらも1LDK。中古物件も比較的新しいマンションだったので、仲介手数料まで考えると新築とそれほど差がありませんでした」
当時は激しいマンション争奪戦が繰り広げられていて、「ここいいな」と思って一旦保留にすると、次に見た時には売却済みになっているほどだった。他も見てから……などと考えていては、タイミングを逃すだろう。





















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