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ライフ #廃墟モールの経済学

「色褪せた外壁、錆びた柵」「施設全体が寂れた雰囲気に」…空床だらけで閑散「多摩の廃墟モール」失敗の要因

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  • 坪川 うた ショッピングセンター研究家・ライター
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「ココリア多摩センター」にはユニクロやABCマート、丸善など集客力の強いチェーン店が出店した。「クロスガーデン多摩」がオープンした2008年は百貨店と家具店であったが、「ココリア多摩センター」に転換されたことでターゲット層が似通ってしまったのである。

「ココリア多摩センター」には有名大型チェーンがまとまっている(筆者撮影)

「ココリア多摩センター」は平日でも近隣住民と見られる老若男女の買い物客や、サンリオキャラクターグッズを持つピューロランド目当ての来訪客で活気が感じられる。

【本文中で紹介しきれなかった画像も!】色褪せた外壁、錆びた柵、立入禁止のエリアも…閑散とした「多摩の廃墟モール」の様子

「クロスガーデン多摩」廃墟化の3要因

冒頭にて、廃墟モールの誕生には7つの要因があると書いた。具体的には以下の7つだ。

①競合施設の存在、②モータリゼーションの進展、③アクセスの悪さ、④動線の設計ミス、⑤施設規模の不適合、⑥運営会社の破綻、⑦核テナントの撤退

「クロスガーデン多摩」が当てはまるのは、①競合施設の存在、③アクセスの悪さ、⑦核テナントの撤退である。続く後編ーアクセス微妙「多摩の廃墟モール」衰退劇の顛末ーでは、同様に駅から絶妙にアクセスが悪く廃墟化している事例を取り上げ、モールにとっていかにアクセスが重要か掘り下げていく。

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