「色褪せた外壁、錆びた柵」「施設全体が寂れた雰囲気に」…空床だらけで閑散「多摩の廃墟モール」失敗の要因

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1階と2階にも空き区画があるが、顕著なのは3階である。中央通路を挟んで片側ゾーンで営業しているのは外向けの3店舗のみで、屋内はすべて空き区画。白い壁に囲まれ、一部の出入口は通行禁止となっている。人は誰も歩いておらず、廃墟と化している。

マップ
「クロスガーデン多摩」の3階、特に左側のゾーンは大部分が空き区画になっている(出典:「クロスガーデン多摩」公式サイト)

サインや外壁は色褪せ、柵は錆び、全体的に老朽化が目立つ。

セリアや西松屋には買い物客が入っており、客室内遊園地があるため子ども連れの姿も見られるが、一部は完全に廃墟化し施設全体が寂れた雰囲気になってしまっている。

駅前の商業集積から離れている

「クロスガーデン多摩」を訪れてまず感じた問題は、駅から離れていることだ。

多摩センター駅付近には前述した「丘の上プラザ」や「丘の上パティオ」、「ココリア多摩センター」といった商業施設が集積しているが、「クロスガーデン多摩」はその賑わいから分断されている。駅から徒歩10分弱と、絶妙にアクセスが悪い。

マップ
「クロスガーデン多摩」は微妙に駅から歩く(Googleマイマップにて作成)

駐車場が完備されており、大通りに面していることから車では来店しやすい。

しかし以前は駐車料金が無料だったが、「最初の3時間無料」などに変更されたのち、さらに「1時間無料、1000円以上購入で+1時間無料」に改悪されてしまった。

【2026年3月21日07時10分追記】初出時の記述に誤りがあったため、上記のとおり修正しました。お詫びして訂正します。

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