「宿題後回しでゲームばかり」…反抗されて詰んだ子育てを変える、親子喧嘩を劇的に減らす"4つの視点移動"

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(4)「別のオプション」がないか見てみる(横への視点移動)

最後は、視野を横に広げ、「別の選択肢」を探る柔軟な視点です。

真面目な親御さんほど、「こうあるべき」「こうしなければならない」という一本道の正解に縛られがちです。しかし、ゴールへ辿り着く道は決して一つではありません。

【声かけの種類を変える】「勉強しなさい」がダメなら、何も言わずに隣で親も読書をしてみる。
【ハードルを下げる】「1時間やる」のが無理なら、「5分だけ教科書を開く」を目標にする。
【環境を変える】リビングが集中できないなら、図書館やカフェに行ってみる。
【優先順位を変える】勉強の前に、まずは親子で思い切り笑い合う雑談時間を20分作る。

この横への視点移動ができると、親の思考に「ゆとり」が生まれます。

「この方法が機能していないなら、別の実験をしてみよう」とゲーム感覚で捉えられるようになれば、親子関係の硬直化は防げます。和やかな親の姿を見て、子どももまた、失敗を恐れずに挑戦する柔軟性を学んでいくものです。

視点移動は「技術」であり、練習で身につく

ここまで4つの視点についてお話ししてきましたが、これらには決して特別な才能は必要ありません。自転車の乗り方と同じで、意識して繰り返すことで誰でも習得できる「技術」です。

子育てが比較的うまくいっているように見える家庭の共通点は、親が完璧であることではなく、「親の視点が柔軟であること」に尽きます。

まずは何か一つだけで構いません。イラッとした瞬間に、「あ、今は親視点に固執しているな」と気づき、「逆・上・下・横」のどれか一方向へ視点をずらしてみてください。

視点が変われば、相手の行動の「意味」が変わります。意味が変われば、自分の「感情」が変わります。そしてあなたの感情が変われば、声かけや態度、雰囲気が変わり、その結果、子どもの行動が変わります。その結果、間違いなく「お子さんの未来」が変わっていきます。

視点を動かす自由を手に入れて、毎日の子育てをより豊かで、発見に満ちたものに変えていきましょう。応援しています。

石田 勝紀 教育デザインラボ代表理事、教育専門家

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いしだ かつのり / Katsunori Ishida

1968年横浜生まれ。20歳で起業し、学習塾を創業。4500人以上の生徒に直接指導。講演会やセミナーを含め、5万人以上を指導。現在は「日本から 勉強が嫌いな子を1人残らずなくしたい」と、カフェスタイル勉強会Mama Cafe(累計1万3千人のママさん参加)、執筆、講演を精力的に行う。教育学修士(東京大学)。著書に『子ども手帳』『子どもの自己肯定感を高める10の魔法のことば』『子どもを育てる7つの原則』など国内30冊、海外13冊。音声配信Voicyでは「子育てランキング1位」の人気パーソナリティを務めている。

講演、執筆相談はこちらから。

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