日本と大違い、中東「ドーハ」鉄道システムの全貌 カタールの首都走る日本製メトロと先進的トラム 

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カタールの首都ドーハのメトロは日本製車両が運行(筆者撮影)

カタールは非常に安全な国だったが…

中東湾岸諸国、とくにドバイやアブダビのあるアラブ首長国連邦やカタールは世界でもトップクラスの安全な国として知られ、日本からの直行便もある。元々はヨーロッパなどへの中継地の役割が大きかったが、現在は観光やリゾートの地としても人気となっていた。ところが、今回のアメリカのイランへの軍事作戦により、イランのミサイルが中東湾岸諸国に向けられることとなってしまった。湾岸諸国にはアメリカ軍の基地がある。カタールの首都ドーハの空港も閉鎖され、日本からの便も欠航が続いた。

脚光を浴びていたはずのこれらの地は、一瞬にして危険地域になってしまった。日本の外務省が出す海外安全情報でも、これら地は「危険情報なし」から、一挙に危険レベル3の「渡航中止勧告」となった。筆者はたまたま2026年1月、カタールに1週間ほど滞在していたが、そのわずか1~2カ月後に、このようなことになるなどまったく予想できなかった。カタールは評判通り安全で、平和な空気が流れる地だったのである。

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