ノンバンク融資をめぐる深刻な懸念はまるで金融危機前夜、「2007年から08年の局面と似ているというのは不吉だ」

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2008年7月、原油価格がピークを付けた当日にECBが金利を引き上げたのは「史上最大級の政策ミスだ」とハートネット氏は批判した。後に起きたリーマン・ブラザース破綻と、バレル40ドルへの原油価格急落を背景に「原油より信用収縮の方が深刻」との見方が広がり、ECBは結局、74日間で合計325ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の利下げを「余儀なくされた」と同氏は解説した。

2007年との類似点

現時点での市場コンセンサスは、イランでの紛争は長期化せず、プライベートクレジットの問題もシステミックではないと織り込んでいるとハートネット氏は述べた。「政策当局は常にウォール街の救済に乗り出す」との見方に基づき、投資家が強気ポジションを継続することを後押ししているという。

同氏によれば、原油価格の上昇と金融環境の引き締まりが株式にもたらすリスクとしては、インフレよりも企業決算の方が大きい。原油が1バレル100ドルを超え、ドル指数が100を上回れればそれぞれの売りを推奨し、30年債利回りが5%を超え、S&P500種株価指数が6600を割り込めば、それぞれの買いを推奨すると述べた。

13日の米金融市場では、30年債利回りは4.88%。ドル指数は100.11と昨年11月以来の高水準にあり、S&P500種は6663で推移している。

BofAのストラテジスト、セバスチャン・レードラー氏はブルームバーグテレビジョンで「クレジットセクターにざわめきが多く見られる。2007年との類似点がいくつかある」と述べた。

著者:Rose Henderson

ブルームバーグ
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