東洋経済オンラインとは
ライフ #中たんぺいのまんぷくウェルネス

地方スーパー上京ラッシュの中、ベイシア新業態《オトナリマート》オープン→行ってみて「決め手に欠ける」と感じた訳

9分で読める
2/6 PAGES
3/6 PAGES

一方で、オトナリマートでは食品関係がひと区画に収まっている。野菜や果物は少なく、豚肉や鶏肉は小型パックのみ。コンビニの弁当ゾーンのようにコンパクトだ。

ロードサイドの大型スーパーは広いため、ワンパックだけのお肉が欲しい場合も店内を10分近く歩き回る必要がある。平日の仕事帰りに寄るのが負担になるため、すぐに目的地にたどり着ける空間設計はありがたい。

(画像:ベイシアプレスリリースより)

縦型のホットショーケースが連続して5つ並んでいて視覚的なインパクトが強い。それぞれに積まれているのはコロッケやアジフライ、から揚げ、おにぎりだ。

大サイズのから揚げは味が3種類もあった。価格は1個299円(税込)。コロナ禍でブームになったから揚げ店のように1個単位で購入できる。弁当は片手で数えられるほどのラインナップ。どれも500円未満(税込)のためお得だ。

また、他にも3貫だけの寿司や小鉢サイズのサラダ(税抜 99円)などがあった。一つひとつのサイズが小さいため、おにぎりや弁当と一緒に追加で購入してしまいそうだ。

このラインナップは大型パックでの販売が多いベイシアと異なるポイントだ。惣菜のカスタマイズ性を購入体験の付加価値として打ち出し、販売数を増やすことで客単価の向上に繋げようとしているように思える。

購入したサーモン3貫199円(税抜)(写真:筆者撮影)

そして、最大の特徴が店内の中心にある小型のライブキッチンコーナーである。注文をしてから惣菜を作り始めるのがウリだ。

(画像:ベイシアプレスリリースより)

テイクアウトコーナーには人がよく集まっていた

その看板メニューは「かぶりつく!カツ丼シリーズ」である。棒状の揚げ物の中にご飯を詰めて、ワンハンドで食べられるようにしている。揚げ物の種類は、豚ヒレ・チキン(鶏むね肉)・ちくわの3種類。価格は299円(税抜)とケンタッキー1本と同等である。初めて見る惣菜に足を止める客の姿が見られた。

もちろん筆者も足を止めたひとりである。

次ページが続きます:
【「ご飯を詰めて揚げたトンカツ」のインパクト】

4/6 PAGES
5/6 PAGES
6/6 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象