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〈骨抜き懸念〉廃棄太陽光パネルの「偽装輸出」でリサイクル義務化に暗い影/事業者や業界団体には当事者意識で温度差

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業界では中東やアフリカ向けに偽装輸出が行われているとされる。税関の統計によると、輸出先にはアラブ首長国連邦やナイジェリアなどの国名が記されている。もちろんこれがすべて偽装輸出だとは言えない。

日本で使われたパネルはメンテナンスの行き届いたものが多いとして、一定のブランド価値があるようだ。

業界関係者によると偽装輸出に至る状況はさまざまだ。取り外した太陽光パネルを検査することなく、コンテナに積み込み輸出先で中古品として売れるもの、廃棄するものに分けるケース。発電事業者から「安く処理してくれ」と頼まれたEPC(設計・調達・建設の一括請負)業者がいろんな業者に声をかけて行きついたのが輸出事業者だったというケースもある。

大手発電事業者12社に聞いてみた

こうした状況を踏まえ東洋経済は、レノバなどの大手発電事業者12社に対し、太陽光パネルの廃棄状況などについて質問状を送付。各事業者の発電所で18~25年に発生した廃棄パネルの量や廃棄パネルの処理結果を確認しているかなどを尋ねた。

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