「アクアライン開通で大ダメージ→駅前が閑散、地価も暴落」…そごう撤退で衰退「千葉の廃墟モール」苦戦の歴史

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98年の日本経済新聞では木更津そごうに関して、「ピークの92年2月期に190億円だった売り上げは、6期連続で前年度比4.7-7.6%落ち込んでいる。

アクアライン
木更津そごう衰退の一因となったアクアライン(筆者撮影)

当初は追い風と期待した東京湾アクアラインの開通は逆効果だった。木更津そごう発行のカードを使って横浜そごうで買い物した客の売上高が開通前の3倍に増えたのだ」と報じられている。(98年8月14日『日本経済新聞』)

モータリゼーションにより駅前が衰退

2000月7月に核テナントの木更津そごうが自己破産を申請し閉店すると、木更津駅前の状況がさらに傾く。木更津そごうの閉店から約半年後に、駅の反対側にあったダイエーが閉店。木更津駅周辺の地価は軒並み下落した。駅西口の地価下落率は、00年から4年連続で全国商業地トップとなった。

追い打ちをかけるかのごとく、12年に「三井アウトレットパーク 木更津」、14年に「イオンモール木更津」といった大型店が出現し、木更津駅前は衰退してしまった。

三井アウトレットパーク木更津
アクアラインの近くに開発された「三井アウトレットパーク 木更津」(筆者撮影)
イオンモール木更津
ロードサイドにある「イオンモール木更津」(筆者撮影)

木更津駅の1日平均の乗車人員は、アクアライン開通前の96年度には2万0127人であったが、開通後の98年度に1万8634人となり、23年度は1万2590人にまで減少している(『千葉県統計年鑑』)。

現在の「スパークルシティ木更津」で営業しているテナントは数店舗のみ。多数の空き区画が放置され、上層階はハローワークや市役所駅前庁舎になっている。

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