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「安月給で働き、年金もロクにもらえず死ぬ」。令和に絶望する大人たちが"80年代"コンテンツに逃避する切実な理由

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  • 鈴木 旭 ライター/お笑い研究家
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昭和・平成・令和の各世代が感じる「違和感」や「驚き」にフォーカスしたクイズ番組『THE 世代感』(テレビ朝日系)をはじめ、ジェネレーションギャップを軸とする企画も各局で放送されている。

その元祖とも言えるのが、落語家・桂三枝(現・6代目桂文枝)司会の『クイズ!年の差なんて』(フジテレビ系。88~94年)、およびその元となった『おっちゃんVSギャル』(ABCテレビ。86~00年)。やはり、80年代に生まれた番組だ。

『千鳥かまいたちゴールデンアワー!』(日本テレビ系)の「工場&職人神業クイズ」が「何を作っているのでしょうか?」<『クイズ世界はSHOW by ショーバイ!!』(同系。88~96年)内の企画>を連想させるように、リメイク企画も少なくない。

そもそも日本テレビは、昭和・平成を象徴するクイズ番組に令和のタレントが挑戦する特番『クイズタイムリープ』(24年8月放送回)でギャラクシー賞月間賞を受賞している。これに手応えを感じ、往年の人気企画に似た企画を打ち出すようになったのだろう。

テレビに慣れ親しんだ層を狙う制作陣の戦略

昨年末から今年にかけ、世界的な反響を呼んだ恋愛リアリティーショー『ラヴ上等』(Netflix)も、80年代の日本のヤンキー文化を現代にトレースしているように見える。

なぜ今80年代が注目を浴びるのだろうか。

その直接的な要因として、40代~50代の視聴者に支持されやすい点が挙げられる。彼らの世代にとって、80年代の映画やドラマ、バラエティー、アイドル、音楽といったサブカルチャーは特別なもの。テレビに慣れ親しんだ層でもあり、視聴率向上に結びつく可能性も高い。

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【閉塞感漂う時代に求められる“郷愁”】

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