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将来が見えず不安な人へ。おでん図で「仮の目的地」を描き、キャリアの迷走を止めて未来から逆算する思考の技術

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  • 平井 孝志 筑波大学大学院ビジネスサイエンス系教授
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そこで必要なのが、「ありたい姿(○)」を仮に置いてみるという姿勢です。

•自分自身がふと感じる「これかもしれない」という程度の仮の答えで構いません。
•たとえその目標が後から変わったとしても、そこを目指して努力したプロセスは、必ず次の新しい道を切り拓く糧になります。

仮の目標でも、設定することで何を目指すべきかがハッキリし、日々の仕事に対するモチベーションが内側から湧いてくるのです。

ありたい姿を仮置きする際、単に「年収を上げたい」「昇進したい」といった目の前の願望だけでなく、より広い視野を持つことが重要です。

例えば、あるIT企業で働く若手社員が「プロジェクトマネジャーになりたい」という目標を立てたとします。ここでおでん図の外側、つまり10年後、20年後の社会情勢や技術革新(AIの進化など)に目を向けてみます。

•「将来、単なる進行管理だけのプロジェクトマネジャーはAIに代替されるのではないか?」 
•「だとすれば、技術とビジネスの両方を高いレベルで繋げる『ビジネスリーダー』的な視点こそが、真のありたい姿ではないか?」 

このように、空間的(世界や市場)・時間的(過去から未来)に視野を広げることで、想定外の事態に足をすくわれるリスクを減らし、より本質的な「解くべき問題」を再設定できるのです。

自分らしさの軸でフィルターにかける

仮置きしたありたい姿が、本当にあなたにとって価値があるものかを検証するステップも必要です。他人から与えられた目標や、世間の流行に流されただけの目標では、困難に直面した時に踏ん張りがききません。

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【自分らしさを見極めるために必要なこと】

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