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アサヒグループホールディングス社長「なぜ攻撃対象が弊社だったのか」・・・大規模サイバー攻撃から2カ月、明らかになった影響と今後の「教訓」

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勝木敦志社長(中央)は2カ月に及んだシステム障害について陳謝した(撮影:梅谷秀司)

「ここまで復旧できたのは、社員の驚くべき頑張りがあったからです」

11月27日、都内ホテルで行われた記者会見。アサヒグループホールディングス(以下、アサヒ)の勝木敦志社長は、冒頭、深く頭を下げて謝罪した後「一言申し上げたい」として、このように述べた。

9月末にランサムウェア(身代金要求型ウイルス)による攻撃でシステム障害が起きてから約2カ月。勝木社長は初めて、公の場で経緯と状況を説明した。

「通期の業績への影響は避けられない」

説明では、約191万件の氏名や住所などの個人情報が漏洩、もしくはその疑いがあることが明らかになった。停止していた電子発注システムは、12月2日から順次復旧し、来年2月までにおおむね元に戻ることを見込んでいるという。

この2カ月間、現場では混乱が続いていた。システムの停止により、受発注や出荷業務がマヒ。電話やファクスで注文を受け付け、Excelに数量などを手入力して製造部門などと情報を共有する「手作業」での業務を余儀なくされた。

作業効率は低下し、アサヒは出荷する商品を「スーパードライ」などの主力に制限せざるをえなくなった。

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