もし記者会見から逃げたら、それは本当の意味で信頼を失う時だ…TOKIO・国分太一「コンプラ違反」よりマズい"最悪の展開"

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

所属する株式会社TOKIOも同日、無期限の活動休止を発表。「長年の活動において自分自身が置かれている立場への自覚不足、考えの甘さや慢心、行動の至らなさが全ての原因」だと謝罪した。なお、この会社は、城島茂さんが社長、松岡昌宏さんと国分さんが副社長を務めている。

降板発表後、初めてとなる6月22日の「DASH」だったが、とくに本編で国分さんについては触れられなかった。一方で、一部CMがACジャパンのものに差し替えられており、視聴者に不祥事の余波を感じさせた。また、この日は「男子ごはん」(テレビ東京系)も別番組に変更されたほか、『世界くらべてみたら』(TBS系)からの降板も発表された。

広告への影響も出ている。うどんチェーン店「丸亀製麺」のCMに、グループで出演していたが、各社報道によると、運営会社のトリドールホールディングスは20日時点で、事実を確認のうえ、適切に対応すると回答。公式サイトでは23日までに、国分さん関係のコンテンツが見られなくなった。

“福島愛”には称賛が寄せられてきた

TOKIOは人気タレントで、好感度も高いため、数多くの番組や広告に引っ張りだこだ。関係先の対応が気になる中、注目されているのが、福島県がらみの仕事だ。

2000年に始まった「DASH村」プロジェクトから、ちょうど25年を迎える“腐れ縁”とあって、活動休止には動揺と失望が広がっている。

DASH村では、三瓶明雄さん(2014年死去)をはじめとする地元農家との交流も描かれ、番組の中心コーナーとなった。

転機となったのは2011年、東日本大震災により、福島第一原発事故の避難区域に指定されたことだ。それまでDASH村の所在地は公表されていなかったが、これを機に福島県浪江町にあると明かされた。

次ページ「関係人口」の創出を体現する存在
関連記事
トピックボードAD
ビジネスの人気記事