「鎌倉が舞台なのがいい…!」長野や金沢パターンもありえた? 人気ドラマ『最後から二番目の恋』の舞台が“鎌倉じゃなきゃダメ”だったワケ
また、その極楽寺駅から徒歩約5分のところにある「御霊神社」も重要なロケ地の1つです。
目の前には江ノ電の踏切があり、鎌倉らしい印象的なロケーション。この辺りは「坂ノ下地区」と呼ばれ、踏切の手前、作中に登場する「カフェ・ナガクラ」がある位置には、イタリアンレストラン「Capio」が営業しています。



そして、踏切前の路地を南に向かって進むと、『海街diary』のロケ地にもなった和菓子店「力餅家」が営業中。
さらに、海に向かって歩くと、「カフェ・ナガクラ」の内観のモデルになり、ファンの間では聖地になった古民家カフェ「サカノシタ」を通り、「坂ノ下海岸」に行き当たります。そのまま海沿いを進むと、ロケ地でもある有名な「由比ガ浜」があります。



さらに今作では、新たなロケ地として、地元の古民家そば店「北橋」が登場しています。鎌倉大仏のすぐ近くにあるこのお店では、第2話で千明と、三浦友和さん演じる「成瀬」が出会った、印象的なシーンが撮影されました。
撮影では、実際に人気メニューである「卵とじそば」が登場し、放送以降、ドラマで登場したあの席で卵とじそばを食べたい、と多くのファンが訪れているようです。
北鎌倉地区の名刹・円覚寺も、今作でロケ地となっています。
石田ひかりさん演じる「律子」が和平と出会うシーンですが、実はこの円覚寺は、和平を演じる中井貴一さんが代々、菩提寺にしているという、ゆかりのお寺。JR横須賀線を挟んで近隣の「浄智寺」も同様にロケ地となっています。
寺社仏閣が効果的に登場することで、鎌倉ならではの魅力がドラマに厚みを与えているように感じられます。

超名作アニメや熱狂的ファンがいる作品の舞台に
さて、鎌倉の江ノ電沿線では、世界的に有名なアニメの聖地も。テレビアニメ『スラムダンク』のオープニングに登場する、「鎌倉高校前」の踏切です。いまや、日本一有名な踏切と言っていいでしょう。
正式名称は、「鎌倉高校前1号踏切道」。江ノ電が通過する線路の向こう側に見える海の風景がとても印象的で、世界中からファンが訪れています。


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