定年後の「ひとり起業」で押さえておきたい5原則。お金、孤独、健康の3大不安を一度に解決

![週刊東洋経済 2025年6/7号(定年後の人生戦略)[雑誌]](https://m.media-amazon.com/images/I/51-oJii3bML._SL500_.jpg)
初めまして、大杉潤と申します。金融機関を経て2015年に独立して起業、現在は研修講師、コンサルタント、ビジネス書の作家などをやっています。ビジネス書の多読が趣味で、年300冊、かれこれ40年にわたって読み続け、その書評を毎日ブログで発信し続けています。
今日は、そうした趣味を生かしながら起業した経験を基に、メリットや具体的なノウハウについてお話ししたいと思います。
私は、定年後に1人で起業し、働きながら生涯現役で生きていく「ひとり起業」を提唱しています。最大のメリットは、「お金」「孤独」「健康」という定年後の3大不安を一度に解決することができる点です。
お金の不安が和らぐ
働き続けることで年金プラスアルファの収入を得ることができ、お金の不安が和らぎます。さらに切れてしまいがちな人間関係も維持でき、孤独に悩まされることはありません。そして規則正しい生活を送ることで、健康を維持することもできます。
メリットだらけの起業ですから、やらない理由が見当たりません。とはいえ、「起業」と聞いて、「自分には無理だ」と不安を感じられる方も少なくないでしょう。しかし、会社員として働いてきた人であれば誰でも始められる、ハードルが低い起業。それがひとり起業なのです。
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