「難解そうだから」とやらなかったら大損。広大な世界を自由に冒険できるオープンワールドRPGの魅力とおすすめタイトル

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FPS(一人称視点シューティング)の形式で操作するので初心者には難しく感じるかもしれないが、それでも映画『ブレードランナー』のような世界が好きならば『サイバーパンク2077』は遊ぶ価値があるだろう。こちらも累計3000万本を突破するヒットタイトルだ。

本作の舞台は、ネオンが光り建物だらけでごちゃごちゃとした巨大都市「ナイトシティ」。サイボーグ手術が当たり前で、巨大企業が街を支配するディストピアでもあり、まさしくタイトルのとおりサイバーパンクな設定だ。

本作はキアヌ・リーブス演じるジョニー・シルヴァーハンドが出演するのも大きな特徴。ある程度は自由にオープンワールドを堪能できる一方で、ジョニーの過去を追い求めるといったストーリーも用意されている。

・遊べるゲーム機:Nintendo Switch 2、PlayStation 4・5、Xbox Series X|S、Xbox One、PC

汚さまでリアル『キングダムカム・デリバランス2』

Kingdom Come: Deliverance II
汚い世界、泥臭い殴り合い、リアルな設定などが魅力の『Kingdom Come: Deliverance II』(画像:Steamより)

リアルな中世ヨーロッパを堪能したいのであれば、ぜひ『Kingdom Come: Deliverance II』を遊んでほしい。

本作は15世紀のボヘミア(現在のチェコ)で戦う騎士のゲームなのだが、とにかくリアリティにあふれているのがすごい。鎧を着るにもいちいちインナーを着けねばならず、街には馬の落とし物があり、汚さまでバッチリ描写しているのだ。歴史家の監修を受けているだけあって、建物や文化も可能な限り再現されている。

本作はストーリーが強いタイプのオープンワールドRPGとなっている。ゆえにあまり自由は感じないし、主人公が殺人鬼になってしまうと明らかに展開がおかしくなるのだが、それでもプレイヤーにさまざまな選択の余地は残されている。

世界を堪能するオープンワールドという意味では頭ひとつ抜けているので、子汚い中世ボヘミアに興味があればぜひ触るべきだ。

・遊べるゲーム機:PlayStation 5、Xbox Series X|S、PC
渡邉 卓也 ゲームライター

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わたなべ たくや / Takuya Watanabe

いわゆるテレビゲームを専門にコラム・評論などの記事を書くライター。大学卒業後はサラリーマンになったが、満足にゲームを遊べない環境にいらだちを覚えて転身。さまざまなメディアにゲーム関連の記事を執筆。駄作に対して厳しく書いてしまうことでも知られる。

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