月に数百万円稼ぐ人気ライバーが伝える「ライブ配信」の"稼ぎ方" 専業主婦でも、地方でも…スマホ1台で稼げる側にいる人の共通点

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近年、ライブクリエイター業界にはさまざまな人が参入しています。若い方はもちろん、小さなお子さんを育てる主婦の方も。年齢や性別を問わず、ライブクリエイターのすそ野が大きく広がり、業界はかつてない活況を呈しています。

「ライブ配信で稼げる」と話すと、少し顔をしかめる方もいます。その理由は、おそらく“色恋まがいのやり取り”で稼いでいるのではないかという誤解があるからでしょう。

私たちがいただいているのは、主に「投げ銭」と呼ばれるものだからです。あまり聞き慣れない方には不思議に思えるかもしれませんが、投げ銭の文化は世界中に昔から存在しています。たとえば大道芸人に対して、観客が感謝や感動の気持ちでお金を投げ渡すようなもの。それと同じです。

つまり、投げ銭とは、配信を見た方が「パフォーマンスの対価」として、自発的に贈ってくださるものなのです。こちらが金額を指定したり、強制したりすることは一切ありません。

とはいえ、呼び方はどうあれ、私たちが皆さまから大切なお金をいただいていることも事実です。だからこそ私たちは、どうすれば自分のパフォーマンスに「対価」を感じてもらえるか日々考え、悩み、そして配信をより面白くするための努力を重ねる日々を送っているのです。

また、私は普段から「投げ銭」という言葉ではなく、「ギフト」と呼ばせていただいているので、今後はこの表現を使わせてください。

ギフトが発生するのは主に「ライブ配信」、つまりリアルタイムの生配信です。この生配信で生計を立てている人が「ライバー」と呼ばれますが、私はあえて「ライブクリエイター」と呼んでいます。

なぜなら、ただ配信をするだけでなく、自分で配信の「枠」を作り上げていく存在であるという自負があるからです。

少しなじみのない表現かもしれませんが、ここからは「ライブクリエイター」という言葉を使わせていただきます。

専業主婦が数十万円の収入を手に!

たとえば、北海道に住むある20代の女性ライブクリエイターは、ライブ配信で月100万円を稼いでいます。それも自宅にあるスマホ1つで。

地方に住んでいる若い人の多くは、(私もそうでしたが)東京に憧れます。「東京じゃないとできないことがある」と信じて、チャンスを求めて上京する。

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