年金も孤独死も不安・・・おひとりさまの"老後の「三大不安要素」 お金・健康・孤独死 こう考えればぐっとラクになる

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Jam
(画像:Jam)

かつてと違って今の時代は結婚を選ばない人が増えました。一人でいるのが好きな人でも、将来への不安をまったく感じない人は、あまりいないと思います。かくいう私も老後は一人きりの人生を歩みそうな、お一人様予備軍です。

考え出すと絶望的に!?老後の「三大不安」

老後の三大不安要素は、経済面の不安と、健康面の不安と、亡くなったときの不安でしょうか。貯金と年金だけで生きていけるだろうか? 倒れたら誰か助けを呼んでくれるだろうか? 病気になっても一人で生活したり、通院することはできるだろうか? 亡くなったら葬儀や財産の手続きは誰がやるのだろうか? 考えはじめたら、不安が尽きません。

まず、経済的な不安についてですが、総務省によると、お一人様が年間でかかる生活費の平均は200万円前後だそうです。仮に65歳で定年を迎えるとして、日本人の平均寿命は男性が81歳、女性が87歳なので、その計算でいくと、老後にかかる費用は男性が3200万円、女性が4400万円となります。

65歳で受け取れる国民年金の平均受給額の月額が2024年調べで、男性が14.9万円・女性が9.3万円なので、平均寿命まで生きると、男性が2860万8000円、女性が2455万2000円受け取れることになります。その分を引くと、平均寿命を迎えるまでに、男性が339万2000円、女性が1944万8000円足りない計算になります。

不足した分は貯金などで、なんとかしなくてはなりません。今後は年金の受給開始年齢やもらえる額も変わるので、ここだけ考えると、私もちょっと絶望的な気持ちになってきます。

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