最新版「大学進学率」の高い都道府県ランキング 公立高校と私立高校を新たに算出、私立で東京を上回った"意外な県"は?

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大学進学率の高い都道府県はどこか。昨年に続いて最新のランキングをまとめた(写真:しの/PIXTA)

春は出会いと別れの季節。今年も就職や転勤、進学などで多くの人間模様が繰り広げられるはずだ。

その中でも人生において大きな節目となるのが、大学進学ではないだろうか。文部科学省のまとめによると、2024年度の大学進学率は59.1%となり、過去最高を更新。高校を卒業した人の過半が大学へと進学する状況となっている。

それでは、各都道府県の大学進学率はどのようになっているのか。東洋経済オンラインでは昨年と同様、文部科学省の「学校基本調査」を基に2024年度のランキングをまとめた。

公立高校は京都府、私立高校は和歌山県がトップ

男子と女子を合算した全体ランキングでは、2023年度は2位だった東京都が首位を奪取。京都府を逆転する結果となった。3~6位の顔ぶれは前年度から変わらず。2023年度は同率で6位だった広島県が、今回は僅差で7位となった。

男子では、前年度に続いて京都府が首位をキープ。2~7位の顔ぶれも変わらずだった。

一方、女子では、2023年度から引き続き東京都が1位となった。2位の京都府、3位の兵庫県も前年度から変わらずだったが、神奈川県を抜いて大阪府が4位にランクアップ。6位の広島県も奈良県を抜いて順位を1つ上げるなど、上位に動きがあった。

また、今回から公立高校、私立高校の都道府県別大学進学率もランキングを作成した。公立高校では京都府が首位。これに兵庫県、神奈川県、広島県、東京都が続いた。一方、私立高校では和歌山県がトップ。以下、埼玉県、東京都、神奈川県、京都府が上位に入った。

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