ということで、「やった」という実感がしっかりと湧くような計画を立てるべきだということですね。
東大生が優れているのは、この「実感が湧くような目標を作る能力」だと僕は考えています。だから三日坊主になることが少なく、努力を継続しやすいのです。

東大生の多くは、「平日は2時間勉強する」というような勉強時間の目標を持っていません。もちろん目安として「これくらいの時間は勉強しよう」、というようなイメージは持っていることはありますが、「最低3時間以上!」といった目標を持つことはまれです。
その理由は、勉強時間が目標になると、「3時間机に向かう」ことが目標になってしまって、時間がゴールになってしまうからだと考えられます。
「何ページは終わらせよう」という勉強の「分量の目標」がないと、ただ机に3時間向かっているだけで終わりになってしまう可能性もあるからです。
「1時間以内に20ページ分の問題を解こう」というように、時間とセットで必ず分量の目標を作っているのです。
具体的な点数の目標を立てることが大切
同じ理屈で、東大生は「この参考書を○ページ読み進める」というような目標を持つことはほとんどありません。「読み進める」というのは、具体性が低いからです。
ゆっくりじっくり1時間かけて5ページ読むこともできるし、10分でざっと5ページ読み進めることもできてしまいます。そうではなく、「この確認テストで8割点数が取れるようになるために勉強しよう」という具体的な点数の目標を立てることが多いです。
こうすることで、そのために参考書を読もう、問題を解こう、と努力をするようになります。
いかがでしょうか?具体的で、やった後で「やり切ったぞ!」と思えるような目標を作ることができると、結果も出るようになります。ぜひ試してみてください。
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