夜の歌舞伎町で人気「ショートケーキ専門店」 こだわりは「ジャージー牛乳」の生クリーム

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「薔薇と苺のショートケーキ」と「ルビーショコラショート」
夜の歌舞伎町で楽しめるおひとり様用ショートケーキ。「薔薇と苺のショートケーキ」(1300円)(左)と「ルビーショコラショート」(1800円)(撮影:尾形文繁)

スイーツ業界で最近高まっているのが、「ごほうび」ニーズだ。例えば「夜パフェ」「夜アイス」の専門店や、24時間無人スイーツ店を見かけるようになった。また2024年クリスマスシーズンにはシャトレーゼや銀座コージーコーナーなど、1人用の小さめのホールケーキを売り出したブランドも。

いずれも、誰かと分け合うというよりは、1人の時間を贅沢に演出してくれる、「ごほうび」としてのニーズを捉えた商品だ。

歌舞伎町で深夜まで営業するショートケーキ専門カフェ

そして今、おひとり様用のショートケーキ(ホールケーキ)が深夜24時まで楽しめるカフェが密かに人気を集めている。

店舗外観
歌舞伎町で17時に開店するカフェ(撮影:尾形文繁)

2023年11月から営業を開始した「ShortCakeCompany(ショートケーキカンパニー)」だ。営業時間は17時から24時までの7時間、12席の小さな店に、1日に80名が詰めかけ行列を作るほど評判となった。2024年11月には同じビルの上ではあるが、より広いスペースに移転。席数も32席と増やした。

運営会社の縁多によれば、現在は1日の客数は150〜160人、月商900万円を売り上げているという。

ただしこのショートケーキ専門カフェ、1つ特異な点がある。

立地が新宿・歌舞伎町なのだ。

【画像】外観とは大きく印象が異なる店内、キッチンで実際に作っているところ、銀座割烹の女将とホストクラブ広報というユニークな経歴の岳野めぐみ氏
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