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ビジネス #狙われる高齢者

元ファンドマネジャーが指南する親の資産運用術 安定した配当が要諦、株式とJ-REITに絞る

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  • 川元 由喜子 フォスター・フォーラム(良質な金融商品を育てる会)理事

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川元由喜子(かわもと・ゆきこ)/フォスター・フォーラム(良質な金融商品を育てる会)理事。HSBC投信投資顧問でファンドマネジャー、日本株運用部長を務める。2009〜16年ありがとう投信ファンドマネジャー。現在はフリーで金融教育活動を行う。(写真:編集部撮影)

15年ほど前から、高齢となった両親の「代理人」として、その財産を管理してきた。昨年、両親とも亡くなったが、この15年間を振り返り、高齢者の財産管理、とくに資産運用面について経験と考えを述べたいと思う。

財産管理、中でも資産運用に関するいちばんの問題は、リスクの高い投資商品を高齢者自身の判断で購入してしまうことだ。

近年、個人に対する仕組み債の販売が問題になった。適合性の原則(顧客の知識・経験・財産などに照らして、不適当な勧誘を行ってはならないとの原則)を守って販売されたことになってはいるが、本当だろうか。高齢者の場合、日常生活の判断能力があったとしても、営業担当者の熱心な勧誘にほだされ契約してしまうということがありうる。

子どもが手出しもできないことが適切なのか

高齢者であっても判断能力があれば、その投資判断が尊重されることは当然である。しかし将来さらに高齢化が進むことを考えると、その常識を疑う必要もあるのではないか。

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