大阪の分譲マンションに夫婦住み込みで勤務する南野は、額面の給料が月17万円。そこから所得税や健康保険、雇用保険、住民税などが天引きされて実質の手取りは15万円程度です。「副管理員」の妻の手取りを合わても21万円ほど。
これだけの賃金にもかかわらず、水漏れトラブル、騒音問題、ごみ処理、駐車場管理、クレーマー、理事長との関係など、対応しなければならない問題は山のようにあります。
13年のあいだ管理員室から眺めてきた実態を記した『マンション管理員オロオロ日記』を漫画化した『マンガでわかるマンション管理員』より一部抜粋、知っているようで知らないマンション管理員の仕事を紹介します。
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かわむら まこと / Makoto Kawamura
1972年愛知県生まれ。奈良芸術短期大学洋画コース卒業。瓦工場、印刷会社、デザイン事務所勤務を経て独立。ブックデザインを中心に紙芝居制作なども行なっている。
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みなみの・そのお
1948年生まれ。広告代理店の経営に行き詰まり、管理員に転身。京都・大阪のマンションで計15年間勤務。著書に『マンション管理員オロオロ日記』。
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ほった たかゆき / Takayuki Hotta
横浜国立大学を「友だちができない」という消極的理由で中退後、日本映画学校を卒業。新卒で入社した編集プロダクションを失踪後、高層ビルの施設警備員を経て、出版社に転職。書籍編集者として100冊以上の本を手がけるも、会社員生活が苦痛で仕方がなく、独立起業を決意する。