社内の標準PCに最新のデスクトップPCを ビジネスに頼れるパートナー､HPのビジネスPC

最新世代CPUの採用で仕事がぐんぐんすすむ

ビジネスPCといえば、ノートPCを思い浮かべる人は多いかもしれない。だが、仕事を外に持ち出すことが稀なバックオフィス系の業務に関していえば、デスクトップPCにも数多くの優位点がある。HP Pro SFF 400 G9はビジネスデスクトップPCのラインアップ中、スタンダードクラスに属するモデルだが、搭載するCPUは最新の「第12世代インテル^® Core™ プロセッサー・ファミリー」となる。このプロセッサーはまったく新しいアーキテクチャで設計されたもので、前世代と比較して最大27%もの高速化を実現している。またWebブラウジングにしても最大でほぼ2割も高速化しているなど、大幅なパフォーマンスアップを達成している。

PCの進化は今でも日進月歩のスピードだ。もし、今、社員が使うPCが3〜4年前のモデルだとすれば、HP Pro SFF 400 G9と比較して約3割ほども処理が遅いということになってしまう。その分、業務生産性が頭打ちになっていると考えれば、オフィスワークに用いるPCを新しい世代にリフレッシュすることの重要性がご理解いただけるのではないだろうか。

置き方自由で省スペース

HP Pro SFF 400 G9のSFFとは、「スモール・フォーム・ファクター」の略で、強引に日本語に訳してしまうなら、省スペースということになるだろう。大画面の外部ディスプレイと並べて縦に置くこともできるし、横に置いて小ぶりのディスプレイを載せても使える。往々にしてスペースにそれほどゆとりがないことが多い中堅・中小企業のオフィスにとって、レイアウトの自由さはデスクトップならではの優位点のひとつとなる。

拡張性の高さもポイントだろう。合計9個のUSBポートを搭載し、うち4つはアクセスしやすい正面に配置した。その中のひとつはUSB Type-Cで、高速データ転送、およびスマートフォンなどへの給電もおこなえる。提案書用にスマホで撮影した画像をPCに送りながら充電もするなど、多様な使い方に応える。また、ディスプレイポートとHDMIを併用すれば、2台の外部ディスプレイと接続でき、さらにオプションの選択可能ポート（VGA / HDMI）を選択すれば、別途グラフィックスカードを購入／増設するよりも少ない追加費用で、最大3画面の外部ディスプレイと接続できる。広大な3画面で仕事を進めれば、細かな数値入力がついて回るバックオフィスの業務も生産性が格段に向上する。

いつでも清潔に、そして静かに

HP Pro SFF 400 G9はコロナ禍を経てから発表された製品らしい気配り機能も備えている。「HP Easy Clean」は専用キーを押すと一時的にキーボードやマウスを2分ほどロックし、その間に消毒やクリーニングができるという機能だ。いちいち電源を切ることなく、容易に清掃できるため、地方拠点などで複数人で利用する共用PCとしても最適といえる。また、オプションで用意されているダストフィルターを装着すれば、PC故障の主要因のひとつといわれるほこりや粉塵に対策することも可能だ。たとえば工場に併設された事務所のようなシビアなコンディションでも、HP Pro SFF 400 G9は安定して稼働を続けてくれるだろう。

また、HP独自の静音化技術として「HP Run Quiet」も搭載している。冷却用ファンの回転速度を細かく制御して、システムの静音性と冷却性を両立させる機能で、グラフィックス搭載時でも最大34dBという静けさを実現している。人のささやく声が約30dBとされているから、どれほど静かなのか想像していただけるはずだ。

PCを守ることはビジネスを守ること

オフィス内にあるPCは全社的なセキュリティに守られているものだが、最近のサイバー攻撃はより高度に巧妙に、なにより悪質化している。その代表例がランサムウェアやEmotetになる。これらは一般的なウイルス対策ソフトでは検知することが難しい。そしてあらゆるサイバー攻撃の入り口となるのはPCだ。つまり、守りを固めるためには入り口であるPCをしっかり守ることが肝心なのだ。万一、攻撃を受けたPCから感染が外に広がってしまえば、取引先をはじめとする関係各所にも被害は拡大してしまう。その点、HPのビジネスPCは先進的なセキュリティ機能によって自身を守ることができるのだ。たとえば「HP Sure Click」は不審なURLのクリックやメールの添付ファイルの展開をPC内の仮想環境で実施することで、PC本体への影響を回避する。つまり、攻撃を受けたことをなかったことにできる。また「HP Sure Sense」はディープラーニングAIを用いて、ウイルス対策ソフトが見逃してしまうような未知のマルウェアも検知することができる。これらは機能限定版ながら標準装備されているので、導入直後から利用できるうえ、有償版は対象となるファイルの種類が拡大するなど、守備範囲が大幅に広がっている。全社的にPCのセキュリティレベルを上げたい場合は導入を検討してもいいだろう。

｢東京生産｣と｢日本サポート｣で高品質を担保

HPのビジネスPCは、全製品が開発時に20,000時間もの品質テストが実施され、高い品質と耐久性が担保されている。このテストの中には電気・通信・電力・信頼性・熱・音響・性能、落下や温度変化などが含まれる他、輸送時の振動によるダメージを想定したテストなども実施される。また、多くのモデルが米国国防総省が制定した米軍調達基準（MIL-STD-810）に準拠している。HP Pro SFF 400 G9もその1台であり、その耐久性、信頼性の高さは並のスタンダードモデルの域を超えたといえるだろう。

そしてこの信頼性をより高いレベルに押し上げているのが「東京生産」だ。HPのビジネスPCは東京都日野市の生産・物流拠点で生産されている（一部製品を除く）。これにより、注文から製品発送までの時間を短縮している。拠点オリジナルのテストも実施されており、遠距離輸送の振動や衝撃による初期不良の低減に貢献している。「Made in Tokyo」のステッカーが目印だ。

また、HPのビジネスPCは日本国内のサポートセンターで問い合わせや技術的質問にお答えする「日本サポート」を展開している。購入前のお問い合わせから、万一の不具合発生時のサポートまで、優秀なサポートメンバーがワンストップでサービスを提供。国内420拠点以上の保守拠点により修理対応もスピーディに行い、PC不調によるビジネスへの影響を最小限に抑えるべく体制を整備しているのだ。

いかがだろうか。HP Pro SFF 400 G9のような新しい世代のデスクトップPCを標準PCとして採用することで、各社員の生産性は間違いなく向上する。そしてそれらが積み上がったときにビジネスへの貢献度はまぎれもなく大きなものになるはずだ。