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“二重苦"に悩むJR東海 開業遅れるリニアに、コロナが追い打ち

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山梨実験線で試験走行を続けるリニア車両L0系

愛知県庁や愛知県警のビルが立ち並ぶ名古屋市内の一角で、JR東海がリニア中央新幹線の建設工事を急ピッチで進めている。

品川と名古屋を結ぶリニアは、ルートの大半で地下を走る。首都圏や中京圏の都心部では、用地買収の必要がない地下40メートル以深の「大深度地下」が使用される。この大深度区間を含めた本線トンネルはシールドマシンで掘削工事を進めている。名古屋地区におけるシールドマシンの発進拠点の1つが、現在工事中の「名城非常口」だ。

地表から約83メートルの地下に直径37メートルの円筒形の空間が広がり、シールドマシンはここから品川方面に向けてトンネルを掘り進める。その後、途中で引き返し、今度は逆に名古屋方面に向かう。非常口という名称のとおり、リニアの営業運転開始後は異常時の乗客避難や保守作業の拠点として使用されることになっている。

リニア中央新幹線の名城非常口(上)。ここからシールドマシンが運び込まれ、トンネル掘削が始まる

唯一未着工の静岡工区

このようにリニア工事は各所で本格化しているが、唯一着工していないのが静岡工区だ。

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