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トランプ大統領退任でも残るアメリカ政治の「分断」 民主党勝利でも先行きは波乱含み

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  • 中村 稔 東洋経済 編集委員
連邦議会議事堂を一時占拠したトランプ氏の支持者ら(AP/アフロ)

世界の理想といわれた米国の民主主義はこのまま瓦解に向かうのか。1月20日の政権交代を目前にした6日、首都ワシントンに集結したトランプ大統領支持者が暴徒化し、連邦議会議事堂を4時間にわたり占拠する前代未聞の“反乱”が発生した。

一方、5日にジョージア州で行われた連邦上院の決選投票では民主党が2議席とも獲得。上院で主導権を握ることになり、大統領と上下両院を民主党が制する「トリプルブルー」が実現した。

死者5人を出した占拠事件の直前、トランプ氏は集会を開いて2020年の大統領選での不正を訴え、支持者らに議事堂へ向け抗議の行進をするよう促していた。下院民主党は「反乱を扇動した」としてトランプ氏を弾劾訴追する決議案を11日に提出。可決のうえ、上院で弾劾裁判が行われる見通しだ。

トランプ氏を裁判で罷免するには3分の2以上の賛成を必要とし、実現のハードルは高いが、大統領選への再出馬も予想されるトランプ氏にとって史上初となる2回目の弾劾訴追が打撃となるのは間違いない。

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