解答は「コウクウビツグバン」でした

解説
羽田空港のターミナル機能が強化された。国際線の年間発着枠が、これまでの6万回から9万9000回に増え、1日当たりの便数は80便から130便になる。
2010年から供用されてきた国際線ターミナルは「第3ターミナル」に名称変更された。国際線増便により、同ターミナルだけでは国際線をさばき切れなくなり、主に全日本空輸(ANA)が国内線向けに使っている第2ターミナルにも国際線ターミナル機能を担わせるためだ。「自分の乗る国際線が、国際線ターミナルから出発しない」といった混乱を避ける狙いもある。東京モノレールと京急線の駅名も「羽田空港第3ターミナル」に変更された。
第3ターミナル直結の複合施設「羽田エアポートガーデン」も4月に本格開業する。住友不動産などが手がけるもので、1日800本が往来するバスターミナル、商業施設、大型イベントホール、ホテル、24時間営業の天然温泉などを備える。また、20年度内には多摩川対岸の川崎市との連絡道路の開通も控える。
航空業界ではちょうど10年前、羽田と成田両空港の滑走路拡張を機に、アジアのLCC(低コスト航空会社)に参入の道を開く航空自由化が実施されるなどし、「航空ビッグバン」と呼ばれた。今年は羽田のほか、成田でも容量が拡大し、また那覇では新管制塔に続き新滑走路が使われることに。これら空港拡充による状況変化を「第2次航空ビッグバン」と位置づける見方もある。今回のビッグバンの背景には国の思惑がある。政府は今年の訪日外国人客数を昨年の約3200万人から800万人増の4000万人とする目標を掲げている。受け入れ拡大には国際線の増便が不可欠というわけだ。
この記事は会員限定です
残り 592文字
