INDEX
- 「瑕疵の連鎖」を断ち切るための臨時総会
- 機関投資家は「不祥事企業」の位置付け
- 「価値毀損を招いた張本人」
- 「朝田氏の言いなりになっているとしか思えない」
- 「会社と朝田氏に事前協議があったのでは」
- 「経営を任せられる感じがしない」
- 「私に人望があるからです」
- 「『判決を無視する』という決議をしてもいいのか」
- 「判決が確定したかのような発言は控えよ」
- 「朝田氏は『勝ちますからね』と言っていた」
- 「会社と朝田氏は一心同体では」
- 「なぜ株主を公平に扱わないのか」
- 「朝田氏はにやにや笑って答えたがっている」
- 「持株会の会長就任はファーストステップ」
- 「遵法精神を欠いた決議は致命傷になる」
- 「途中退場は欠席? 棄権?」
- 「解任動議への採決」は突然に
- 半ば強引とも取れる閉会
9月25日。アドバネクスの臨時株主総会が東京・千代田区で開催された。招集したのはアドバネクスの筆頭株主、AAAの朝田英太郎代表である。
「週刊東洋経済プラス」でこれまで報じてきたとおり、アドバネクスの2018年の定時株主総会で、AAAの朝田代表が会社の取締役選任案に修正動議。創業家の加藤雄一会長、武田栄一取締役、社外取締役の尾関友保氏や米倉誠一郎氏の4人が事実上解任された(加藤氏以下の肩書は当時)。
2018年の総会では朝田代表が用意した投票用紙で修正動議を採決。総会会場を本社会議室に移したうえ、議長の解任動議をし、新たな議長を選任した直後に修正動議の可決を宣言して閉会した。
加藤元会長は、「修正動議の可決には問題があるから総会決議は存在せず、自らは取締役の地位にある」と主張し東京地方裁判所に提訴。3月の1審判決は、修正動議で可決された新たな社外取締役3人は過半数に満たなかったとする一方、加藤元会長ら4人も過半数に満たなかったとした。
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