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武田が組んだ中東企業 テバ 後発薬世界トップの捲土重来

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「武田はいったい何がしたいのか」「相手だけがおいしい思いをするのではないか」

業界内で“問題児”とされてきた外資系製薬会社、テバ・ファーマシューティカル・インダストリーズ。武田薬品工業は今春、テバと合弁会社を設立する。武田が新会社に過去の大ヒット製品を移管するとあって、発表があった昨年11月以来、さまざまな憶測が飛び交う。

大型M&Aも成功 後発薬でシェア2割

後発薬は基本的に規模が大事なスケールメリットの世界。一方、複雑な技術を使う製品で差別化する動きもある

ヘブライ語で「自然」を意味する言葉を社名に持つテバは、イスラエルに本社を置く世界最大の後発医薬品メーカーだ。2015年には610億錠の薬を製造し、100カ国に販売。1年で新たに投入した後発薬は332製品に上る。

主力工場の1つであるエルサレム工場。英語とヘブライ語のロゴが並ぶ

1901年、エルサレムで3人の薬剤師により創業。ラクダやラバで薬を運んで売る小さな医薬品卸会社として産声を上げた。その後、製薬ビジネスに乗り出し、80年代には米国の後発薬市場に進出する。90年代からは米国や欧州でM&A(企業の合併・買収)を加速し、現在の地位を築き上げた。イスラエル企業として最大であり、現地では日本におけるトヨタ自動車のように一挙手一投足が注目される存在だという。

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