腹が凹む!「コロナ太り解消」簡単な運動3秘訣 医師が提案!「自宅で今すぐできる!」

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運動のタイミングはいつがいいですか」というのは、患者さんからもよくいただく質問です。これは専門家によって意見が分かれるところですが、私のおすすめは「食後30~60分」です。

【秘訣3】運動のタイミングは「食後30~60分に」

「食後30~60分」をおすすめする理由は「血糖値の上昇を抑えるため」です。血糖値は、食後1時間前後に最も高くなります。血糖値が高くなるとインスリンが出て、血糖を細胞内に取り込みます。このとき筋肉などでエネルギーとして消費されなかった分は、肝臓に蓄えられたり、脂肪細胞にため込まれたりします

つまり、食後のこのタイミングで運動をすれば、血中のブドウ糖をエネルギーとして使うので血糖値を下げることになり、脂肪が蓄積されにくくなるのです。

また、「運動」というと長時間のランニングやトレーニングなどの激しい運動をイメージしがちですが、その必要はありません。軽い有酸素運動を10分程度するだけでOKです。

食後30~60分」にこのゾンビ体操3セット程度を取り入れてみましょう。

家の中でOK!「10分の有酸素運動」で運動不足を解消

自粛期間中になかなか思うように運動できず、「せっかくダイエットを頑張ったのに、これでもう台なし……」と、諦めてしまっている人もいるかもしれません。でも、そこでアウトではありません。そこで挫折しないで、そのときからまたスタートすればいいのです。 

運動ができない状態でも諦めることはないのです。家の中でも十分に運動はできますし、10分動くだけでも大きく変わります。「コロナ太り」を解消して「見た目」も若返れば、気持ちも前向きになります。ぜひ内臓脂肪を落とし、「コロナ太り」にもコロナウイルスにも勝って「健康な体と心」を一気に手に入れてください。

池谷 敏郎 医学博士/池谷医院院長

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いけたに としろう / Toshiro Iketani

1962年、東京都生まれ。医療法人社団池谷医院院長。東京医科大学医学部卒業後、同大学病院第二内科に入局。1997年、医療法人社団池谷医院理事長兼院長に就任。専門は内科、循環器科。現在も臨床現場に立つ。生活習慣病、血管・心臓などの循環器系のエキスパートとして、数々のテレビ出演、雑誌・新聞への寄稿、講演など多方面で活躍中。東京医科大学循環器内科客員講師、日本内科学会認定総合内科専門医、日本循環器学会循環器専門医。著書に『体内の「炎症」を抑えると、病気にならない!』(三笠書房)、『「血管を鍛える」と超健康になる!』『血管の名医が教える15歳若返る習慣』(ともに知的生きかた文庫)などがある。

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