猫に本気で学びたい!「どこでも眠れる」技術

世界を旅する犬猫写真家が見つけた極意は?

私自身、かつてお勤めをしていたときは、本当に寝つきが悪くて悩んでいました。お酒を飲まないと眠れないのです。

ところが、いまはあれほど悩んだ昔がウソのように、ベッドに入るなりバタンキューです。お酒の助けも必要なし。猫に学び、「猫の眠り方」をマネしたら、自分でもビックリするほど快適に眠れるようになったのです。

心地よい「場所」と「寝具」の大切さ

上手に寝付く極意1:自分にとっての「コンフォートゾーン」(安心できる、居心地がいい場所)を見つけ、確保する
世界遺産に登録されたマルタ共和国「ヴァレッタの街並み」。ベランダの手すりで眠る猫は、気持ちよさそうだけれど、危なっかしい。猫が多いことでも知られるマルタ。中世が息づく街で、猫たちから何かを学べるかもしれない。(撮影:新美敬子)

猫は時としてとんでもないところで寝ています。道の真ん中とか、2階のベランダの手すりとか、お店の棚の下とか。でもそれはちゃんと理由があって、「自分なりに気持ちのいい場所=コンフォートゾーン」を探し求めた結果なんです。「風通しがいい」とか「日当たりがよくて暖かい」とか。

猫は自分が落ち着ける場所、気持ちのいい場所をとことん探します。それも1カ所に決めてしまわないで、常に「もっといい場所はないか」と追求を忘れません。居心地のいい場所を本能で探します。

人間だって動物ですから、自分にとっての「コンフォートゾーン」、すなわち「居心地のいい場所」「安心できる場所」を探す能力が本来備わっているはず。それは寝室もそうだし、仕事の合間の居眠りする場所もそう。

まずは自分にとって、居心地のいい、安心できる「コンフォートゾーン」を見つけ、確保するのが、猫に学ぶ「上手に寝付く極意」のひとつめです。

上手に寝付く極意2:「新しくて清潔な寝具」で寝る
イタリア半島東側のアドリア海に面したモンテネグロにある小さな古都ヘルツェグノヴィ。散歩の途中で、カフェのきれいなクッション見つけた猫。すぐさま陣取り、客たちの会話や雑踏を聞き流しながら、心地よい昼下がりの惰眠を貪っていた。(撮影:新美敬子)

猫はおろしたてや洗濯したてのシーツが大好きです。うちはベッドのシーツを新しく取り換えると、猫たちが我先にと乗ってきます。

ソファーのクッションなんかも、新しいものは大人気。でも他の猫が一度でも座ったものは一気に人気下降(笑)。カバーを洗濯するか、固く絞った雑巾で拭いて、日に干すと、たちまち人気復活。猫にはわかるんですね。

極意1「自分にとっての『コンフォートゾーン』を見つけ、確保する」にも通ずることですが、「寝る場所の環境づくり」はとても大事なこと。

一流ホテルの寝具はパリッと糊が効いて清潔で、とても気持ちがいいですよね。家庭で同じことをするのはなかなか難しいけれど、頻繁に洗濯をして清潔に保つことは可能です。何日も洗っていない、グチャッとした寝具では、いい眠りは確保できません。猫も逃げます(笑)。

猫だって「新しくて清潔な寝具」が大好き。猫が喜んで集まってくるような「新しくて清潔な寝具」を整えてみてはどうでしょう。

次ページ3つめ、4つめの「極意」は?
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