「スター・ウォーズ特急」がグッと来る理由

漆黒の特急「ラピート」がベールを脱いだ!

スターウォーズ版「ラピート」は11月21日に運行を開始する(撮影:今井康一)

今年は南海電鉄にとって創業130周年という節目の年。「誰もが驚くようなイベントがあるのではないか」――。そんな期待を南海は裏切らなかった。ファン待望の夢の列車が、ついに実現したのだ。

11月20日、南海の住ノ江車庫(大阪市)に姿を現したのは、おなじみのブルーではなく、車体を漆黒に塗られた特急「ラピート」だった。

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通常の「ラピート」はブルーの車体だ

関西国際空港となんばを結ぶ南海電鉄の看板特急は、1994年のデビュー以来、その人気は衰えることがない。人気の秘密は斬新なデザイン。鉄仮面のような先頭形状は世界で唯一の存在だ。

南海の公式説明によると、ラピートのデザインは「力強さと速さを融合したもの」。だが、ファンの間では映画「スター・ウォーズ」の主要キャラクター「ダース・ベイダー」の仮面に雰囲気が似ていると話題になってきた。確かにブルーの車体を黒くすると、ダース・ベイダーのイメージと重なる。

くしくも今年は、9年ぶりとなるスター・ウォーズの新作「スター・ウォーズ / フォースの覚醒」が12月18日に公開される。このキャンペーンの一環としてラピート1編成をスター・ウォーズ仕様にラッピングし、11月21日から来年5月8日まで走らせることが決まったのだ。

これは「ダースベイダー」じゃない!?

「大学2年生のときにスター・ウォーズ第1作(エピソード4)を見て以来の大ファン。もちろん6作全部を劇場で見た」と、発案者である南海の金森哲朗専務・鉄道営業本部長は言う。創業130周年ということもあり、「やるなら今しかない」と思ったという。

車体には、作品に登場する「カイロ・レン」「レイ」などのキャラクターが描かれている。「C-3PO」「R2-D2」など、ファンにおなじみのキャラクターもいる。車両デザインは、基本的には塗装でなく、ラッピング。ただ、複雑な形状の先頭部はラッピングが難しいため、塗装処理を施した。黒くなった“顔”は、確かにダース・ベイダーを彷彿させる。

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