悔しいほど伸びていく人の「独学術」ベスト3

読書や講演通いは、こうすれば成果に変わる

独学で成果を出せる人、出せない人は何が違うのか?(写真:Ushico / PIXTA)
多くのビジネス書を読み、スキルアップに関するセミナーに足しげく通うものの、一向に成果が上がらない――。そう悩む人は少なくありません。ところがその一方で、同じような環境の中にいながら、めきめきとスキルを身につけて、仕事上での結果につなげていく人もいます。
両者はいったい何が違うのでしょうか。
外資系企業のシニア・プロジェクト・マネジャーとして、200人のメンバーを抱える木部智之氏は、資料作成やプレゼンテーション、英語など、仕事上で必要となるさまざまなスキルを独学で向上させ、一定の成果を出してきました。その木部氏に、日々のインプットを本当に使えるスキルにつなげる3つの方法について聞きます。

 

前々回記事では個人のスピード、前回記事ではチームのスピードを向上させるためのテクニックを紹介しました。日頃、ブログでも仕事上で使っている大小さまざまなスキルを紹介しています。こうした内容を読んだ方などから、「役に立った」というコメントをいただく一方で、「どのようにしたらそうしたスキルを身につけられるのか?」というご相談をいただくことも出てきました。

それらをよく聞いてみると、「勉強が必要という思いがあり、ビジネス書を読んだり、セミナーを受けたりするのだが、自分が期待しているような効果、スキルが身につかない」という悩みが多いのです。

いい本を読んで、「ああ面白かった。刺激を受けた。」と満足して、ただ「読んだだけ」で終わってしまう。セミナーを受けても、そのときはわかった気になりモチベーションも上がるが、次の日にはまた元の仕事のやり方に戻っている……ということはないでしょうか?

逆に、読んだ本がイマイチだったから、セミナーの内容が大したことなかったから、というように外部に原因を求めることも少なくないかもしれません。

なぜ復習をしないのか?

それらのインプットをどのように咀嚼して自分のものにするか、そのステップを組み込まない限りは身につきません。

学生時代を思い出してみてください。受験勉強のときは、同じ参考書を何度も何度も繰り返し復習したのではないでしょうか。ところが、なぜか多くの人は社会人になってビジネスを学ぶときにはまったく逆の方法をとってしまっています。

ビジネス書は1回しか読まず、セミナーを受けたあとも復習もしない。これではスキルが身につかないのは当然です。

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