豪州がアジアの「食ブーム」に熱視線

通貨安で輸出が急増

 11月6日、豪ドル安や米国の干ばつを背景にオーストラリアの食料品輸出が25%急増し、年間で260億豪ドル(190億米ドル)に達し、鉱業セクター以外の成長エンジンを模索する政策当局者にとって喜ばしい状況が起きている。メルボルンで2013年11月撮影(2015年 ロイター/Sonali Paul)

[シドニー 6日 ロイター] - 豪ドル安や米国の干ばつを背景にオーストラリアの食料品輸出が25%急増し、年間で260億豪ドル(190億米ドル)に達し、鉱業セクター以外の成長エンジンを模索する政策当局者にとって喜ばしい状況が起きている。

25年目のプラス成長に入ったオーストラリアだが、天然資源輸出から建設、製造、観光といった分野に経済の軸足をシフトさせるなか、成長ペースは減速している。

こうしたなか、注目されているのがアジアの「食ブーム」だ。アジアでは従来の食生活が変化し、より高価な食肉や乳製品が嗜好(しこう)されるようになっている。

ニュージーランドに続け!

ナショナル・オーストラリア銀行のアグリビジネス担当バンカーらはリサーチノートの中で「中国人の食生活は炭水化物中心からタンパク質中心に変わってきている。現在、タンパク質は豚肉や鶏肉から摂取されているが、牛肉の重要性が増すだろう」と指摘。「乳製品も、中国で成功しているニュージーランドに追随できれば勝ち組となる」との見方を示した。

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