「新型iPhone」は、メインディッシュではない

ダークホースは「Apple TV」の新機能

Bill Graham Civic Auditoriumは、2000年にマイクロソフトがウィンドウズ2000を発表した会場でもある(写真:ロイター/アフロ)

9月9日、アップルは米カリフォルニア州のサンフランシスコで大規模な新製品発表会を行う。「大規模な」と表現しているのは、今回アップルが準備を進んでいるとされる場所が、通常よりも大きな「Bill Graham Civic Auditorium(アリーナだけで6000席、最大7000席)」だからだ。

新型iPhone、新型iPad、新型Apple TVが主役だが、ファッション/ライフスタイル系の記者も多く招待されていることから、今年発売したばかりのApple Watchにも(モデルチェンジではないが)何らかの追加アイテム、あるいは追加バリエーションが用意されているとみられる。

iPhone 6S、およびiPhone 6S Plusは、現行iPhone 6シリーズと同じデザインコンセプトを引き継ぎつつ、最新のプロセッサを搭載することで”現在”に合わせたハードウェアとし、また昨秋以降の新しいトレンドに対応した製品となる。

iPhoneはForce Touchの導入が目玉に

メインプロセッサ、GPUともに強化されたアップルの「A9」プロセッサを搭載し、RAM容量も2ギガバイトに増加と着実にスペックアップするが、エンドユーザー体験の違いという意味では、Apple Watchや最新のMacBookシリーズなどで採用されている新ユーザーインターフェイス”Force Touch”導入と内蔵カメラの強化が主となりそうだ。

Force Touchはタッチパネルを押し下げる強さを検知し、それを操作性向上に活かすというもの。この機能を導入するため、iPhone 6Sシリーズは従来機よりも、わずか厚みが増しているという情報もある。もっとも、iPhone用ケースなどを生産している工場の担当者は「6Sシリーズに6用ケースも装着可能だが、6S専用に設計したものの方がフィットする」と話しており、本体形状は”ほぼ”同じと考えていい。内蔵カメラの改善では、画素数が1400万画素に増えた上で4K動画撮影、スローモーション撮影なども可能となると言われている。

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