東芝だけでなく、日本のあちこちがたるんでいる
9月になった。東京在住の筆者の近隣では(区によって休み明けの日が異なるが)夏休みが明けて、小学生が学校に通い始めた。読者の中には、お子様の宿題の手伝いをされた方もいらっしゃるのではないか。
ところが、8月31日に宿題を提出する予定だった問題児の東芝君は、宿題の提出を延期してくれと言い出した。しかも、本来なら夏休み前に提出すべき宿題の提出期限再延長だ。「できていないものは、できていないのだから、仕方がないよ」と開き直っているようだが、この調子では、厳重注意(特設注意市場銘柄に指定)で済むところが、下手をすると退学処分(上場廃止)になりかねない。
名家の子供だから手ぬるいのか、学校や教育委員会(東証、金融庁)の対応に疑問な点もあるが、いささか「たるんでいる」。
東京オリンピックを巡る新国立競技場やエンブレムの問題なども、信じられないたるみ具合であり、真面目に仕事をされている多くの人には申し訳ないが、日本のあちらこちらが弛緩し、油断しているような印象を受ける。
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