「始末」ということ 山折哲雄著

「始末」ということ 山折哲雄著

死は誰にも訪れる不可避なもので、いつどのように自分の身にやってくるのかは誰にもわからない。自らも僧籍を持つ著者は、著名な宗教者が立派な死を迎えたのは、宗教的に高いステージに達していたからではなく、人の死をたくさん見つめることによって自分の最期への覚悟が据わっていたからだという。

齢80歳を迎え自分の死と向き合う覚悟を決めた著者が、死に際して自分の人生にけじめをつけることを「始末」という言葉であらためてとらえ直し、死が見えにくくなっている現代社会における死の作法について説く。いかに生きるかを考えるのと同じように、いかに死を迎えるか、人生にどう始末をつけるかを考えておくことが大事だと語る。

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