【質問】
【石田先生の回答】
世の多くの生徒たちが、算数や数学を苦手としていますが、長年塾で子供たちを教える中で、これは非常に大きな問題だという思いを強くしています。実は算数ができないのは、非常に単純な理由だったりするのですが、それに気づかずいつまでも、「私は数字がダメ!」というのが口癖になってしまっている状況は何とも可哀そうです。
原因さえわかってしまえば、実はそんなにたいした問題ではありません。そこで今回は、こちらの池田さんのご質問を取り上げてお話したいと思います。
小学校入学間もない1年生の段階で、すでに算数で差ができていることがあります。その差はやがて広がり、中学、高校ではさらに拡大し、文系・理系の選択の段階で、数学ができないからという理由で自動的に私立文系のコースを選択する人が少なくありませんね。
私は、子どもの頃から算数、数学は好きな方だったため、できない子はどのように考え(実際は考えていませんが)、どのようなとらえ方をしているのかは、塾を始めてからわかったのでした。実際には算数ができる子、できない子の決定的な理由は多種多様ではありますが、共通する部分を取ると、次の3つにまとめることができました。
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