日本株は今、「下げ相場の上昇局面」断言できる根拠 SBI証券チーフストラテジストの北野一氏が解説

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東洋経済新報社の記者・編集者が、SBI証券のチーフストラテジストの北野一氏とともにマーケットを展望する動画連載「Market Trend Report」。第10回前編は「史上最高値更新でもベアマーケット・ラリー」です。北野氏が解説します。

「日本株は市場最高値更新でも、ベアマーケット・ラリーにある」

上の画像をクリックするとSBI証券「Market Trend Report」のページにジャンプします

SBI証券のチーフストラテジストの北野一氏はそう断言する。ベアマーケット・ラリーとは下げ相場の中での戻り局面を指す。

北野氏は「日本株をみるときはアメリカとの対比で見るほうがいい」と指摘。日米相対株価は日米金利差でほぼ説明できるという。

それによると、金利差拡大の中で日本株が買われていたが、昨年9月以降に流れが変わった。アメリカが利上げをやめ、日本も金融緩和縮小というタイミングでアンダーパフォーム(目標基準を下回ること)しはじめた。

一方で、今年に入って能登半島地震が発生。マイナス金利を解除しても、「日本ではそう簡単に金利がガンガン上がることはないだろう」「アメリカも金利が下がると思ったがあまり下がらない」という見方に移り、日本株が再び上昇し始めている。

詳しい説明については動画をご覧ください。

『会社四季報』編集部
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