34歳女性が激怒「ワースト1、2争う」見合いの顛末 彼女にそう言わせた彼の信じられない"会話"

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「休日は、何をしていますか?」と聞いて、「最近は、家でのんびりすることが多いです」という答えが返ってくると、「そうですか」と相槌を打ってその話を終わりにしてしまい、「趣味はなんですか?」と、次の質問へと移っていく。

筆者は、とおるにこうアドバイスした。

「会話を続けるポイントは、まず相手が言ったことを受け取って、共感するんです。そこから、それに関する質問をしていくと、話が続いていきますよ」

そして、こんな例を出して説明した。

「休日は何をしていますか?」

「最近は、家でのんびりしています」

「仕事も忙しいでしょうから、休日に家でのんびりするのはいいですよね」と、まずは家でのんびりするということに共感する。

そして、「僕も休日家でのんびりすることが多いのですが、そんな時は動画を見たり、ゲームをしたりしています」と自分のことを挟み、「〇〇さんは、何をしていることが多いですか?」と質問をする。

これはフォローアップクエスチョンというテクニックだ。

会話では自分ことを4割話し、相手から話を6割引き出すと考えると、バランスがよい。話下手だからといって、相手に質問ばかりして自分のことをまったく話さないでいると、相手は尋問されているような気持ちになる。

相手を褒めることは正解か?

婚活での会話で、“相手をほめることが大事”とはよくいわれるのだが、筆者は、対峙した相手によって、ほめることがよい時と逆効果な時があると思っている。

誰が見ても美人でスタイルがよい女性なら、容姿をほめてもいいかもしれない。けれど、そうではない相手に、容姿をほめたら、「何お世辞言っているのかしら。白々しい」と思われるだろう。

また、ほめられることに慣れていない女性は、過度なほめ言葉でも居心地の悪さを感じることもある。

ほめるのであれば、「笑顔が素敵ですね」「その服似合いますね」「きれいに食べますね」などの、表情やファッションや所作だろう。

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