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三井物産が国内75カ所に"森林"を保有するワケ 代表取締役専務執行役員CSO・佐藤理氏に聞く

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総合商社として初めて、東洋経済のCSR企業ランキングで1位に。

三井物産代表取締役 専務執行役員CSO 佐藤理氏
佐藤 理(さとう・まこと)/三井物産代表取締役 専務執行役員CSO。1990年三井物産入社。鉄鉱石部長、金属業務部長、執行役員事業統括部長、常務執行役員CSOを経て2022年6月に代表取締役常務執行役員CSO。23年4月から現職(撮影:梅谷秀司)

特集「CSR企業ランキング 2024年版」の他の記事を読む

『週刊東洋経済』2月10日号の第2特集は「CSR企業ランキング 2024」。企業のCSRの取り組みを評価する、東洋経済の独自ランキングだ。18回目の今回は総合商社が初めて1位となった。
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総合商社として初のCSR企業ランキング1位となった三井物産。同社のサステイナビリティーの考え方について責任者である佐藤理CSO(チーフ・ストラテジー・オフィサー)に聞いた。

 

──2021年の64位から4位→6位→1位と順位が上がってきています。

総合1位はたいへん光栄だ。企業は収益面だけでなく、脱炭素や人権問題なども考えて稼いでいかなければならない時代になっている。事業活動を行ううえでサステイナビリティーの視点はとくに意識している。

ESG(環境・社会・企業統治)投資も広がり、取り組みを進化させてきた。19年4月に推進・牽引役としてサステナビリティ経営推進部を設置した。21年11月にサステナビリティ基本方針を策定、翌22年2月には環境方針を改定して活動方針を明確化した。従業員向けには意識浸透プログラム活動に力を入れている。

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