6000本から選ばれた「新NISAに合う」投信7本 資産運用のプロ10人が"指名"したファンドの名前

拡大
縮小

これ1本で世界に分散投資できる。コストも最安

繰り返しになるが、1位は"オルカン"と呼ばれる、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」。国内の投資信託では、純資産総額が同じシリーズの「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」に次ぐ2位である。全世界株だが米国が60%を占めており、組入上位銘柄もアップルやテスラなど米国勢が中心だ。「これ1本でいい」(経済評論家の山崎元氏)という声もある。

実質的な信託報酬率は年0.05765%と業界最安で、分配金も再投資されるなど、徹底的に効率が追求されている。運用は三菱UJFアセットで、販売はネット証券が多い。つみたて投資枠でインデックスファンドを買うなら最も無難だろう。

次ページ2位のファンドの詳細は?
関連記事
トピックボードAD
ビジネスの人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT