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四季報ランキング5 減配無しで高配当の50社 新NISAで注目!安定配で増配も期待できる会社

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過去10年減配無し、うち4期以上増配企業をピックアップ。

中間配当金計算書と電卓
(写真:years / PIXTA)

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33年ぶりの高値水準にあり、3万円台で値固めを続けている。視野に入るのは1989年最高値3万8915円の更新だ。『週刊東洋経済』の9月25日(月)発売号(9月30日号)では、活況に沸く株式市場の中で、「3万円時代に買える株」を特集。新NISA始動も目前であり、ランキングととともに、今から株式投資を始める超初心者向け記事も充実させた。
週刊東洋経済 2023年9/30号(株の道場 3万円時代に買える株)[雑誌]
『週刊東洋経済 2023年9/30号(株の道場 3万円時代に買える株)[雑誌]』(東洋経済新報社)書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします。

株式投資で儲けるには、値上がり益=キャピタルゲインを狙う方法と、配当収入=インカムゲインを狙う方法がある。株価が短期で上がらなくても、配当収入で儲けることもできる。

重要なのは配当利回りだ。すなわち購入時の株価に対して、年間いくらの配当収入を得られるか。高利回りに見えても、特別配などで一時的にカサ上げされていることもある。そこで、過去10期に減配がなく、うち4期以上で増配を実施などの条件を付け、将来的にも配当が安定的で増配の可能性もある企業を対象に、配当利回りの高さでランキングした。

1位のアバールデータは半導体製造装置関連の受託製品が収益の柱。過去10期のうち8期で増配だった。政策保有株を純資産の20%未満に圧縮する方針を掲げ、25年3月期まで毎期大幅な株売却益を見込む。その売却益も原資に、配当性向35%方針で株主に還元する考えだ。23年3月期の1株配は245円と、前期の85円から大幅に増配。今後しばらく年200円以上の高配当が続きそうだ。

PBR1倍割れ対策で大幅増配

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