「試験に成功する人」が挫折時にしている3つの事 「頭のいい人」は失敗しても、ただでは転ばない
読売新聞社記者などを経て、働きながら独学で司法書士試験、公認会計士試験に合格した石動龍氏による連載「あらゆるスキマ時間で集中学習! 無駄ゼロ独学術」。エンターテインメントコンテンツのポータルサイト「アルファポリス」とのコラボによりお届けする。
挫折はつらい
挫折は誰の人生にとっても避けられないものです。
私も人生において何度も苦しい思いを経験しています。
部活での敗北、大学入試の失敗、失恋、格闘技の引退、資格試験の不合格など、小さいものから大きいものまで、いくつもの失敗が頭によみがえります。
犠牲を払い、魂を込めて取り組んだのに成果を出せなかったときのショックは、二度と味わいたくないと思うほどつらいものです。
私の場合、苦しかった失敗として思い浮かぶのは、一度目の司法書士試験に不合格だった経験です。当時、上場企業の経理部で働いていた私は、「サラリーマンを辞めたい」と強く思っていました。
辞めたかった理由はいくつかありますが、一つ目は、もともと集団行動があまり好きではなく、誰かが決めたことに従いたくないと思っていたからです。サラリーマンであれば、会社の方針や上司の方針に従って働くことが求められます。ごく当たり前のことですが、一人で考えて行動することが好きな私には合いませんでした。
振り返っても自分勝手としか思えないものの、当時はいつか独立することが勉強の大きなモチベーションになっていました。
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