G検定に船舶操縦士!将来性ある資格・検定はこれ 受験者数から合格率、時期、内容までおさらい

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●ITストラテジスト
  (情報処理推進機構)

ITストラテジストはコンサルタントのように、経営戦略の段階からシステム設計に携わる上級エンジニアで、その能力・技量を認定する国家資格だ。試験も経営者的な視点が求められる。

 

●G(ジェネラリスト)検定
  (日本ディープラーニング協会)

AI(人工知能)やディープラーニング(深層学習)の基礎知識を持ち、ビジネスで応用できる能力を備えているかを検定する。同協会が実施する、「E資格試験」がエンジニア向けなのに対して、こちらはビジネス向けの位置づけ。

●3Dプリンター活用技術検定試験
  (コンピュータ教育振興協会)

造形方法や材料、後工程、CAD(コンピュータによる設計)データの取り扱いなど、3Dプリンターを使いこなすための知識を評価・認定する。60分60問のCBT試験であり、正答率70%以上が合格基準だ。製造現場で重宝される資格の1つ。

 

●DX検定
  (日本イノベーション融合学会)

2018年創設の検定で、60分で120問のDX(デジタルトランスフォーメンション)知識の問題を解く。1000点満点で、スコア800以上はプロフェッショナル、700以上はエキスパート、600以上はスタンダードのレベルが認定される(2年間有効)。

 

「ヴィーガン検定」は料理レシピの立案も

●小型船舶操縦士
  (日本海洋レジャー安全・振興協会)

ボートや釣り船の操縦免許で、船の大きさや航行場所によって種別が異なる。所定の講習(1級なら学科24時間、実技4時間)を受講すれば試験が免除に。人を輸送する場合はさらに特定操縦免許が必要だ。

●QC(品質管理)検定
  (日本規格協会)

ISO(国際標準化機構)をはじめとする、品質管理の知識を問う筆記試験で、毎年3月と9月に実施される。レベルは1級から4級まであり、準1級以上は品質管理担当者レベルの高い知識が求められ、合格率も低い。

●電気工事士
  (電気技術者試験センター)

第二種はエアコンや家屋の配電、小規模発電設備等の一般用電気工作物の作業。第一種はそれに加え、ビルや工場にある、最大電力500キロワット未満の自家用電気工作物の作業にも従事できる。

 

●ヴィーガン検定
  (Vegan検定実行委員会)

食の多様性のニーズに対応した資格で、植物性食品のみで作るヴィーガン料理レシピの立案、商品マーケティング等のスキルを認定する。2級、1級、インストラクターの資格があり、講座受講後に検定がある。

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