セブン、サントリーと別れて付き合う相手

共同企画の缶コーヒーは1年余りで販売終了

4月3日、セブン&アイは新しいパートナーである日本コカ・コーラとの共同企画商品を発表した

「サントリー様にはなかなかできないことを、コカ・コーラ様ならやってもらえる」――。

セブン-イレブン・ジャパンの鎌田靖取締役は日本コカ・コーラと共同で行った新商品発表会で、新たなパートナーへの期待を語った。日本コカは4月21日、缶コーヒー「ジョージア プライベートリザーブ」を、セブン-イレブン、イトーヨーカドーなどセブングループの店舗限定で発売する。

この商品は、セブン&アイのPB(プライベートブランド)「セブンプレミアム」のロゴと「ジョージア」のロゴが併記された、いわゆる”ダブルネーム商品”だ。日本コカは「PB商品ではない」とするものの、価格はNB(ナショナルブランド)として販売している「ジョージア」よりも約20円安く設定されている。

 16年前から打診していた

「ジョージア プライベートリザーブ」の微糖(左)は185ml缶で税込100円、ブラック(右)は290ml缶で税込118円

日本コカの缶コーヒー「ジョージア」は、年間1億0260万ケース売り上げる清涼飲料で売り上げナンバーワンのブランドだ(2014年、飲料総研調べ)。セブンでは日本コカとの共同企画商品の発売を16年前から打診し、今回の発売にこぎ着けたという。

ただ、トップブランドを射止めるまで、一途にラブコールを送り続けていたわけではない。なぜなら、同様のダブルネームの缶コーヒーをサントリー食品インターナショナルと昨年に発売しているからだ。

2014年1月、セブンは「史上初のPBとNBのダブルブランドの缶コーヒー」として「セブンプレミアム×サントリーボス」を発売。当時の新商品発表会では人気アイドルグループSMAPのメンバーも登場し、大々的にPRしていた。

2014年1月14日の新商品発表会でセブン側は「20年間以上成長し続けているのは驚異的」とサントリーの「BOSS」をベタ褒めしていた
次ページ「ジョージア」に変えたワケ
関連記事
Topic Board トピックボードAD
人気連載
Trend Library トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

Access Ranking
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!

※過去48時間以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※週間いいね数のランキングです。

トレンドウォッチAD
トヨタの焦燥<br>トランプ 次世代車 ケイレツ<br> 3つの難題

エコカーの金看板「プリウス」に大逆風。トランプ大統領が「米国に工場作れ」と名指しで批判。アップル・グーグルが参入し、次世代車の開発競争激化。トヨタの変革は急ピッチで進む。