超簡単!毎朝5分で「お宝銘柄」見つける3ポイント 爆成長が期待できる中型株・小型株の探し方

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中長期で成長が見込める株を3900社から見つける方法とは? 個人投資家・森口亮さんが解説します(画像:atakan/getty)
個別株投資において、数多くある企業から将来性のある株を探すのが重要ですが、一方で、本命銘柄の絞り込みは難しいもの。そんななか、個人投資家・森口亮さんは『会社四季報』を用いた独自の分析方法を提案します。
話題の書籍『1日5分の分析から月13万円を稼ぐExcel株投資 超効率的な「ファンダメンタル分析」入門』から一部抜粋してお届けします。

株式投資で大切なのは、非常にたくさんの情報を整理し、「この株が本命」という銘柄を絞り込んで、その銘柄の値動きを日々チェックすることです。

中でも一番、大切なのは本命銘柄の絞り込みです。

本命銘柄を5~10銘柄に絞ることによって、毎朝たった5分の分析でも成果をあげやすくなります。

派手な値動きや他人の意見に惑(まどわ)されず、本命銘柄に狙いを定め、その銘柄が自分の予想通りに動きだすまで、虎視眈々と我慢して待つことも大切です。

そのためには、まず本命銘柄の予備軍となる「ウォッチ銘柄」を見つける必要があります。

『会社四季報』はお宝銘柄予備軍の宝庫

ウォッチ銘柄の探し方は、SNSやTwitterなど自分にあったやり方でOKですが、私のおすすめは『会社四季報』。

『会社四季報』は東洋経済新報社が全上場企業3900社近くの最新の業績や財務データをまとめたデータブックです。3月、6月、9月、12月と、年4回発刊されます。

私は『会社四季報』を読むのが本当に大好きです! 『会社四季報』のどこが素晴らしいかというと、全上場企業の業績動向を1冊ですべて見られる点。

できれば、会社の規模がそれほど大きくない中型株や小型株のほうが株価の伸びしろも大きくなります。

『会社四季報』には、トヨタ自動車(7203)のような巨大企業も、まだ誰も知らないような小さな企業も、すべての企業の情報が均等に載っています。だからこそ、お宝銘柄を見つけ出せる可能性があります。

『会社四季報』を定期購読するのもおすすめです。個人名義で定期購読すると、発売日の前日に届くという特典がついてきます。

次ページ森口さん流『会社四季報』の活用法
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