「魔法の眼鏡」で安眠がやって来る

<動画>LEDの光で乱れたリズムを修正

これがRe-Timer。睡眠リズムを整えてくれる

シフト勤務者や時差ボケに苦しむ旅行者たちが切望する眠りを、普通の眼鏡のように使用できる新しい機器がもたらしてくれる。「Re-Timer」という名のその眼鏡は睡眠リズムをリセットするのを助けて睡眠を改善してくれる。

米国疾病対策センターによると、アメリカ人のおよそ3分の1が睡眠不足だという。時差ボケ、夜勤、それに季節性情動障害によって睡眠パターンを乱すことがある。

オーストラリア、フリンダース大学の心理学者レオン・ラック教授には、その解決策があるという。Re-Timerという名のその機器は、光線療法によって睡眠と覚醒の時間を我々の身体に知らせることで人体の24時間周期のリズムを調整する。

その携帯性が革新的

光線療法は新しいものではないが、Re-Timerの革新性はその携帯性にあるとラック教授は言う。この研究における突破口は小型発光ダイオードにあった。「私たちは非常に小型の発光ダイオードが大変効率的に電気を光に変換することに気づいたのです。それを目の近くに配置すれば目に十分な光が届き、光線療法の代わりになると考えました」(ラック教授)。

Re-Timerは普通の眼鏡のように装着でき、調整も可能である。そして日光の持つ効果を、紫外線をカットした緑の光によって模倣する。

ラック教授は、光線の色の選択は10年に及ぶ研究に基づいていると言う。「光のスペクトルのうち青と青緑、そして緑の光の色は体内時計の調節に最も効果的であることが研究から分かりました」。

次ページ職業の選択にも影響
関連記事
Topic Board トピックボード
人気連載
Trend Library トレンドライブラリー
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

Access Ranking
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!

※過去48時間以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※週間いいね数のランキングです。

トレンドウォッチ
行き詰まる東電支援<br>原発最後の選択

賠償費用も廃炉費用も想定から大きく上振れし、東電支援スキームは破綻の瀬戸際。東電の発電所を売却し、その代金を賠償や廃炉費用に充て、東電を送配電会社に再編する構想が浮上。