ホンダ伊東社長、「2輪がビジネスの根幹」

2輪車累計3億台で記念式典

 11月25日、ホンダは25日、二輪車の生産拠点である熊本製作所(熊本県大津町)で、二輪車生産が世界で累計3億台に達した記念式典を開いた。ホンダのロゴマーク。先月撮影(2014年 ロイター/Yuya Shino)

[大津町(熊本県)  25日 ロイター] - ホンダ<7267.T>は25日、二輪車の生産拠点である熊本製作所(熊本県大津町)で、二輪車生産が世界で累計3億台に達した記念式典を開いた。昨今の急速な円安進行を受けて、二輪車の海外生産の一部について国内生産への切り替えを検討していることも明らかにした。

伊東孝伸社長は式典で、ホンダの創業者である本田宗一郎氏がみかん箱の上にのって朝礼をしていたことにならい、同様にみかん箱の上に立って挨拶した。二輪車は「ホンダのビジネスの根幹だ」と指摘。特に新興国で二輪は「生活になくてはならない商品で、そうした商品を提供できることは非常に誇りだ」と述べ、「まだまだ世界で二輪は必要とされている」としてグローバルでの販売拡大に意欲を示した。

ホンダは1949年に「ドリーム D型」で二輪車の量産を開始し、66年目となる今年9月に生産累計3億台を達成した。現在、海外では22カ国33拠点で生産しており、国内向け二輪の約8割は海外の工場から輸入しているという。

急速に円安が進んでいる中、二輪事業本部長を務める青山真二取締役執行役員は「ここまで円安になるとけっこう厳しく、日本で販売している二輪(の収益性)は苦しくなっている」と述べ、海外で生産している日本専用モデルなど一部を国内生産に切り替えることも「考えている」と語った。ただ、今後も需要増加が見込まれるアフリカや東南アジアなどで現地生産や販売を拡大させる方針だ。

*見出しを修正しました

 

 

(斎藤真理、白木真紀)

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